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Book Log #01
オンデザイン読書会
テーマ「働き方」

text:aya sakurai  photo:ondesign

 

 

——みなさん、純粋にどう働きたいと思っていますか

「擬似フリー」の意識(※一部抜粋)

これから社会に出ていく人たちに関して言うと、ひとつのヒントになりそうなのは、いつまでもおもしろいのって、ずっと擬似フリーの感覚でやってきた人だぞ、ということですね。
それは・・・・。
やっぱりそういう人たちって、ある種の危機感も常にもっているし、自由というものの意味もわかっていたりするんですね。そういう人って話をしていると、歳をとってもいつまでもおもしろいし、いつまでも伸びていきますよね。

「何が大切か」という話にしてもを常に自分で自分に真剣に問いかけることだと思うんです。

いろんな価値観があっていい。いろんな生きかたや、いろんなスタンスがあっていい。色々大変なことはあるだろうけど自分で決めたんなら、自分の力で乗り越えて。

「はたらきたい。」より抜粋

櫻井 この本に登場する人たちのように自分の意思で好きなことができるように、私もベストな選択をしていきたいと思います。設計のスタディならオフィスで、BEYOND ARCHITECTURE関連はオフィスではなくても……というように仕事の種類によってやる場所を自由に選択できるのがいいかも。

鶴田 私は生まれ育った関西で将来的には仕事をしたいと思っています。もちろん横浜も楽しいし、いろんな人たちがいるから、できれば関西と横浜での暮らしを両立させてたい。どういうバランスかはわからないけど、このふたつの場所は大事にしたいなと思っています。どういうスタイルだったら関西と横浜の両方で将来暮らして行けるのかを今考えているとことです。

西田 著者(『モバイルボヘミアン』)ふたりの働き方は僕にとっての夢。このふたりは直接人と会ってやりとりする比率が少ないから、拠点が必要ない働き方をしています。僕はこれからも設計の仕事をしていきたいと思うので、どうしても場所に縛られるから、そこは少し難しいところだけど。なぜなら、お施主さんに対して真摯に対応していくとなると、距離が近い方が良いと思うから。ただ、VRなどの発展で近い将来、建築の仕事も距離は関係なくなるかもしれないですよね。そしたらホームプレイス(故郷でもなくてサードプレイスとも違う、自分がこういうふうに生きたいっていうライフスタイルを主軸で考えた場所)を見つけるのって、ひとつの答えとしてあるのかなと思います。

伊藤 私は、やりたいことが人と会ってコミュニケーションをとって、そこからの展開を楽しむことだから、これからもそれをやり続けたいなと思います。つねに新しい場所に行きたいと思っているし、単純にいろんな場所で仕事がしたい。そして、そこで得た知識をフィードバックできる場があればいいなと。
 映画祭の仕事をやっていたときの自分は生き生きしていたなって思うときがあります。つねに新しい人と出会い、新しい感性や情報が入ってきて、自分もいろいろと考えさせられることが多かったから。自分の中でそういう新しさをつねに起こしていたいなと思うし、自分もそう思われるような人でいたい。これって働き方というよりは生き方かな。私は一カ所で作業しているよりは外に出ている方が向いているなって思います。仕事によって働く場所を自分で選ぶような自由な考え方ができたらいいし、そう思うなら行動を起こすことがまず大事ですよね。現状維持はいちばん楽だから。

西田 働き方で試したいことがあるなら、自分で変えられるしオンデザインにはその土壌があるから、あとはどう使うかだと思う。まずは試してみること。

櫻井 それこそが実験ですね!


profile
鶴田 爽 (つるだ・さやか)1992年兵庫県生まれ。2016年京都大学大学院修了。
伊藤彩良(いとう・さら)1993年岐阜県生まれ。2016年静岡文化芸術大学卒業。
西田幸平(にしだ・こうへい)1991年奈良県生まれ。2016年東京理科大学大学院修了。
櫻井 彩(さくらい・あや)1991年千葉県生まれ。2016 年千葉工業大学大学院修了。