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Seasons Letter
#16
森の小屋暮らし
(秋編)

築30年の山荘をリノベーションした森の小屋「My Window」。四季折々の日常風景をお施主さん自らがレターにしたため、お届けする連載シリーズ。今回のテーマは“秋のグラデーション”です。

 

いつも一番最初に葉が落ちる

2021年の秋はとても早く過ぎ去った気がします。

そして、緊急事態宣言も解除され、軽井沢近辺はすごい混雑状態。

人気のレストランは2週間以上前でないと予約がとれませんでした。

なので、ますますお家で過ごすことが多かったかもしれません。

窓の外は紅葉一色

外観もオレンジ色の木々に包まれて

11月の初旬から木々が色づきはじめ、紅葉の旬は約2週間。

初秋から晩秋まで変わりゆく景色を満喫しました。

夏から秋へのグラデーション

朝ごはんが美味しいテラス席

読書の定位置

家の近所をジョギングしたり、佐久の町のほうへドライブをしたり。

佐久はお米がとれる地域ですので、

浅間山のふもとの田園風景が雄大、たまらなく好きな風景。

浅間山と畑

佐久の農村地帯では野焼きの風景と香りが心地よい

野焼きの時期はドライブが楽しくて、けっこうドライブをしていました。

また、昨年は山梨のほうにもドライブをしてみました。

11月に開催していた北杜市アートプログラムに一泊で遊びに行きました。

北杜市アートプログラムの永山祐子さんの作品は、夜に浮かぶ雫のよう

北杜市アートプログラムの舞台は清春芸術村が中心。

そこでは多くのアーアティスとや建築家たちがインスタレーションを披露しており、インスピレーションを受ける貴重な時間でした。

山梨県の北杜市へは車で約1時間半。

牧場が多くて、長野の軽井沢近辺とはまた違う趣が新鮮で、

また訪れたいと思います。

山梨には牧場が多く軽井沢とは違う景色を生む

昔から泊まってみたかった清泉寮へも。

昔はペンション村ばかりの印象だった清里方面も

ダイナミックな自然が魅力で移住者も増えていると聞きます。

久しぶりに訪れた清里の清泉寮に泊まる。古い建物の良さを満喫

ちまたでは「軽井沢派」と「八ヶ岳派」のふたるに分かれるとも言われています。

現在は、茶色と雪の白い景色。

目の前の小川は太陽の光できらきらと輝いています。

庭の苔と紅葉と木の陰が生む我が家の景色

これからも白銀の世界も楽しもうと思っています。

 
autumn.2021

 過去のレターはこちらから。
森の小屋暮らし #15
森の小屋暮らし #14
森の小屋暮らし #13
森の小屋暮らし #12
森の小屋暮らし #11
森の小屋暮らし #10
森の小屋暮らし #09
森の小屋暮らし #08
森の小屋暮らし #07
森の小屋暮らし #06
森の小屋暮らし #05
森の小屋暮らし #04
森の小屋暮らし #03
森の小屋暮らし #02
森の小屋暮らし #01

竣工時の模様は、こちらよりご覧いただけます。