Seasons Letter
#13
森の小屋暮らし
(冬編)
築30年の山荘をリノベーションした森の小屋「My Window」。四季折々の日常風景をお施主さん自らがレターにしたため、お届けする連載シリーズ。今回のテーマは“コロナ禍の冬景色”です。
コロナ禍の中、まだまだ長野県も外出を控える日常が続いております。
愛犬が秋に旅立ってしまったので、以前よりも軽井沢に来ることも少なくなりました。
しかし、今年は朝スキーを楽しみました。
密を避けて、私たち家族は朝8時からオープンする軽井沢プリンスの
スキー場へときどき行って、雪景色と深呼吸を思い切り満喫しておりました。
朝8時から滑り、混雑しそうになる10時半にはスキーを終えて帰宅しますと
11時からのオンライン会議に間に合います。
なので平日の朝はそんな過ごし方も積極的にしていました。
(今年は暖冬でしたので、午後には雪質もあまりよくありません)
朝9時を過ぎると山頂のカフェがオープンして、ホットワインも飲めるんですよ。
そして、朝夕の御影用水の散歩が私たち家族の唯一の楽しみとなり、
時間と共に変化する空や水辺に移りこむ景色をぼんやり眺めて過ごす――。
どこへも行くことができなくても、都会の日常と違う贅沢な時間でした。
春の訪れとともに、例年よりも1週間くらい早く桜が咲き始めているようです。
コロナ禍により多拠点ライフへ移行する人々も増えています。
軽井沢の土地はどんどん売れていると聞きますし、
建築家や工務店も本当に忙しそう。
ゴールデンウィークが来たら、一斉に春が訪れそうです。
winter.2021
過去のレターはこちらから。
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竣工時の模様は、こちらよりご覧いただけます。