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内覧会レポート・
川崎の創造的複合拠点
unicoがオープン!

text:shiori mori(ondesign)   photo:nogan

内覧会の目玉④
VUILDとのコラボレーション

3階と4階では施設の内覧も開催され、オフィスのサイズ感やVUILD(1階に工房を構えるfablab)製作の建具や家具、屋台などを来場者の方に体感していただきました!

3階unico work ブースオフィス

こちらは、3階のスモールオフィスのブース内にある移動式のワークスツール。移動式なので、共有部や中庭、ときには公園にも。そのときどきに好きな環境で働くことができるというワークアイテム。
内覧イベントの際は、「じつは一度座ってみたかったんだ!」という隠れファンも多くいろいろな方に実際に座って試していただきました。

 
内覧会の目玉⑤
メインイベント

5階のメイン会場では、トークセッションや発酵食品のケータリング、お笑いライブやジャズライブが開催されました!
近所にお住いの方やプロジェクトを支えてくださった方々など……、総勢300名ほどの方が駆けつけてくださり、5階の会場はあふれんばかりの人でにぎわいました!

5階unico box。トークセッションや発酵食品のケータリング、お笑いライブやジャズライブが開催された。

トークセッション「日進町の未来を切り開く、新しいかたち」の様子

トークセッション『日進町の未来を切り開く、新しいかたち』では、unicoオーナーの武井雅子さん、川崎市市議会議員の小田理恵子さん、川崎経済新聞編集長の田村寛之さん、NENGOの中村彰さん、オンデザインの西田の5人で未来の日進町について、思い思いの意見交換が交わされました。
日進町というエリアは、簡易宿所が建ち並びドヤ街としてのイメージが強いエリアなのですが、築54年のこの建物が人や文化の集まる場所へ生まれ変わることで近隣の方に少しでも勇気を与えられたら……というオーナーさんの想いから、unicoのプロジェクトがスタートしています。
じつは、内覧イベントや、3階、4階のスモールオフィスの入居希望の方は、日進町エリアにお住いの方にも足を運んでいただいており、すでにunicoを起点に日進町エリアの日常が少しずつ変わりはじめていることを実感しています。
日進町エリアにとっての創造的複合拠点“unico”。
今後、入居する人たちが実際に生活をはじめてからの新しい動きや、エリア全体の動き、なども含めて、今後のさらなる進化と動向に期待です!


unico
住所:神奈川県川崎市川崎区日進町3-4
JR「川崎駅」東口徒歩10分、京急「八丁畷駅」徒歩7分
DATA
プロデュース:株式会社NENGO
共用部・unico work設計:西田司+森詩央里+伊藤彩良+大沢雄城/オンデザイン
プロモーション:NOGAN
設計強力共用部家具設計製作:秋吉浩気(VUILD)
植栽:SOLSO
サイン計画:terminal inc.
施工:株式会社NENGO
共用部・unico work
施工:伸栄

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