Workshop Report #01
箱から家具をつくる。
稲毛海岸三丁目団地の賃貸物件では、
毎月1回のペースでワークショップを開催中です。
そこで今回は5月27日行われた、第1回ワークショップをリポート。
テーマは、暮らしをより快適にするDIY
「箱から家具をつくる」です。
今回は、5月27日行われた第1回目のワークショップをリポート。
テーマは、暮らしをより快適にするDIY、「箱から家具をつくる」ワークショップです。
講師は、生活実験家の西山芽衣さん。
先生いわく「箱のつくり方さえ覚えれば、誰でも簡単に家具がつくれます!」とのこと。
きっと材料の調達の仕方から、つくるときに必要な道具、その道具の使い方まで
DIYのスキルが身に付くはず!
さっそく先生の指示のもと、DIYのワークショプがスタート。
まずは自分がつくりたいものを考えてみましょう。
「化粧品類って、散らかってしまいがち」
「文庫本を収納するための、ちょうど良いサイズの棚ってなかなかない」
そんな「生活のなかで整理したいもの」を想像して箱の大きさを決めます。
それが決まればお次は、どんな素材で箱をつくりたいかを考えます。
針葉樹合板、ラワンランバー、ラワン合板……と、木の種類もさまざまですし、
12mm、9mm……と、木の厚みもさまざま。
それらも、自分がつくりたい箱に合わせて選びます。
素材と厚みを選び、大きさが決まったら、それを方眼紙に書いていきます。
それぞれの素材を最大サイズが1800mm×900mmなので、そのなかに納まるように、
箱の側板、天板、底板、背板をパズルのように書き込んでいきます。
書き込んだ方眼紙と素材は、ホームセンターに持っていくとすぐにカットしてくれます!
(素材をカットする作業って、すごく大変なイメージがありますが
ホームセンターに任せてしまえば、DIYへもかなり楽になります!!)
そして、カットされた素材をついに組み立てていきます。
(ちなみに今回はカットされたものを西山さんに用意していただきました)
団地の広い芝生で、組み立て作業開始!
以下、西山さんからは、ひと通り使う道具と、
その使い方について、レクチャーいただきました。
①やすりにかける
サンダーという機械を使い、
手作業でやすりがけを体験しつつ、機械でできることがどんなに楽かを実感……。
木材がすべすべになったところで、次の作業へ。
②塗装する
今回は、クリア塗装を使用します!
やすりにかけたものに、順に塗装していきました。
③ビス留めをする
西山さんいわく、ビス穴を空け、接着面にはボンドを付けておくのがポイントだとか!
ビスが打ちやすく、ボンドを着けておくとより頑丈な箱に!
ビス穴を空ける位置も木材の厚みの半分くらいの位置にし、
まっすぐビス留めをします!
この作業をひと通りやれば……
ついに箱が完成です!
きっと自分でつくった箱には愛着も湧くもの。
今回と同じ作業手順で、西山さんは自分の部屋にワインの棚を制作!
箱を6つ、組み合わせて壁に取り付けたら棚が完成。
今後も、西山さんは自分の部屋に新しい家具を制作予定です。
徐々に変わっていく、106号室にもぜひお越しください!
箱のつくり方をマスターすれば、
家具づくりなんてもうお手の物!?
ということで、次回のワークショップもお楽しみに。