トイレは、文化だ。
#02
こんなトイレが
ありますよ
街角で偶然見つけた「これは…」というトイレを、トイレハンター独自のフィルターを通し主観的に紹介する連載シリーズ。たかがトイレですけど、されどトイレ。ふだん見落としがちな夢いっぱいのトイレワールドへ、誘います!
@教文館・聖書館ビル(東京・銀座)
さっそくトイレに辿り着くまでの「経路」に着目し、建物全体からトイレのことを見てみます。
今回の場所は東京・銀座の4丁目、松屋通りと銀座中央通りが交差するところにある教文館・聖書館ビルの中です。
松屋通り側の入り口
ちょうど入り口の中心から右側が「聖書館」、左側が「教文館」とのこと。ビルごとの入り口だったんですね。
よく見ると書体が素敵な看板がついています。
松屋通り側の1Fエントランス天井には竣工当時のレリーフが今も残っています。
まずはビルの入り口。訪れたのがクリスマスシーズンだったため、中央の赤い柱を挟むようにして両端に扉が。どちらの扉を使うかはお好みで。
中から入り口を見たところ。
インフォメーションがふたつ……
直進するとフロア案内が2種類あります。そう、このビルはふたつの建物「教文館ビル」と「聖書館ビル」がくっついて出来ているため、ビルごとに案内があるという訳です。そしてその先に見えるのは…。
階段まで、ふたつあります。
階段?
隣り合わせで?
あえて分けられているのは、なぜ?
初めて訪れる人は戸惑うかもしれません。
(こんな感じに ↓ )
そして、いよいよ主役登場!
とにかくふたつあることが一貫して表現されているビルです。どんどん進んでいきましょう。
階段の踊り場まで上がります。
主役がやっと登場しました……踊り場にトイレ。
2階から8階までのすべてに設置されています。階段を半階上がる度に、毎度毎度トイレを目撃するわけです。