【イベント情報】
10月28日(土)
大力・三浦監督作品上映会
@ヨコハマアパートメント
2023年10月28日(土)18:00開場
18:30〜19:20上映 ① 『ニコトコ島』
19:40〜21:00上映 ② 『ほなね』
世の中の面白いものはたいてい、どこか劇的だ。
ところが大力・三浦監督の作品はまったく劇的じゃない。
あきれるほど劇的な要素がない。
劇的じゃないというのはつまり、ドラマチックな結末も人間関係の葛藤も異世界の戦いも
派手な爆発もどんでん返しもスーパーヒーローもヒロインも魅力的な悪役もトリックも
心を刺す名セリフも時代を映すテーマも深い心理描写も、何もないということだ。
じゃあ何があるかというと
そこにあるのはなんだかかぐわしい淡々とした「変な時間」だけなのだ。
なのに面白いからビックリする。
しりあがり寿(漫画家)
ヨコハマアパートメントにて、大力・三浦監督作品『ニコトコ島』『ほなね』の2本を上映いたします。
皆さまお誘いあわせのうえ、ぜひお越しください。
◎イベント情報
日時:2023年10月28日(土)18:00開場
18:30〜19:20上映① 『ニコトコ島』
19:40〜21:00上映② 『ほなね』
場所:ヨコハマアパートメント(横浜市西区西戸部2-234)
アクセス:京急線戸部駅より15分、JR根岸線桜木町駅より20分、相鉄線西横浜駅より20分
料金:各回¥1000
定員:25名
お問い合わせ:080-5170-0256 (川口まで)
企画:ヨコハマアパートメント
◎作品情報
上映① 『ニコトコ島』
2008 年 / 音声 : 日本語 /47 分 /DV/ モノクロ
大力・松田・三浦の 3 人は船に乗る。船に乗って、彼らは 「どこか」へ向かう。とある島に到着した 3 人は、どこへ向かうでもなく、おしゃべりをしながら岩山や森を歩き続ける。
〈2009 年イメージフォーラムフェスティバル大賞〉
〈第 62 回ロカルノ国際映画祭 ( スイス ) コンペティション部門 「Filmmakers of the Present」選出〉
上映② 『ほなね』
2016 年 / 音声 : 日本語 /72 分 /DV/ カラー
太郎のおじさんは色々なところへ行ってビデオを撮るのが趣味だ。太郎とおじさんが撮ってきたビデオを一緒に見ながら 話しをする。どこにでもあるような風景が、2 人の会話で特 別なものになっていく。
〈アメリカ アナーバー映画祭ベストインターナショナルフィルム賞〉
◎監督紹介
大力拓哉 三浦崇志
共に 1980 年生まれ、大阪在住。小学校から幼なじみの 2 人は、遊びの延長から一緒に映画を 作り始める。撮影、構成、出演、音楽、美術など映画製作の ほぼ全てを 2 人で行う。今回上映作品のほか、2007 年イメー ジフォーラム・フェスティバル入選『タネ』、2008 年第 4 回 シネアストオーガニゼーション大阪(CO2)助成作品の中編『僕達は死んでしまった』、パリのポンピドゥー・センター (国立美術文化センター)で初上映された『コロ石』(2010) ローマ国際映画祭「CINEMAXXI」コンペティション部門で上映『石と歌とペタ』(2012)など。
DATA
ヨコハマアパートメント
所在地:神奈川県横浜市
竣工年月:2009年6月
担当:西田司+中川エリカ
―アートと暮らし、アートで集い、豊かさを生む暮らし―
2009年に建てられたヨコハマアパートメントは、アート支援を軸にアーティストやアートが好きな人、興味がある人が様々な発表、発信、交流をする場。また、地域の方々や住民の発信の交流もおこなわれ、住民たち自らの手で企画・運営している。卒業した元住民・関係者が長く関わり続けるコミュニティが形成されている。
2009年に建てられたヨコハマアパートメントは、アート支援を軸にアーティストやアートが好きな人、興味がある人が様々な発表、発信、交流をする場。また、地域の方々や住民の発信の交流もおこなわれ、住民たち自らの手で企画・運営している。卒業した元住民・関係者が長く関わり続けるコミュニティが形成されている。