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隔月ごとに特集テーマを決め建築の可能性を深掘りし、考察していく新たな試みがスタート。「0号」となる10/11月号のテーマは「パブリック」を取り上げます。 ここ数年、オンデザインが手掛けるプロジェクトの中でも大きな比重を占めているのが「パブリック」「シェア」「コミュニティ」といったカテゴリー。 具体的な事例としては、1階部分の共有スペースを住人をはじめとする地域のクリエイタ−が活用しながら暮らす「ヨコハマアパートメント」。スポーツとクリエイティブをテーマに、横浜全体に賑わいを生み出す拠点を目指す「THE BAYS」、また築54年の川崎の工場をリノベし、様々な業種が集うクリエイティブな施設として動き出した「unico」、東日本橋の浜町では「街のリビング」をテーマに、地域の住民たちに開かれた空間を提案する「HAMA HOUSE/HAMA1961」など……。どのプロジェクトも、それぞれまったく違うアプローチを辿りながらも、「パブリック」という言語に紐付けて考えれば、多くの共通項を見出すことができそう。そんな観点から、これまで「ビヨンドアーキテクチャー」で掲載してきた記事とともに、新たな記事をクロスオーバーさせ、オンデザインが考える「パブリック」を浮き彫りにしていきます。