オンデザインで働くスタッフに密着する連載がスタートします。さまざまなプロジェクトに挑む若き建築家たちの仕事場って、いったいどういうところなのだろう？　真摯な眼差しや、ふと発するつぶやきなどから垣間見える、リアルな断片をキャッチし、建築という仕事に関わる、彼らの“やりがい”に迫ります！

 

現場は集中して建築のことを考えられるので、
いちばん好きな場所です。
 秋元俊介（26歳）

 

09:00am〜
【ヨコハマアパートメントから始まる朝】

Q　朝の日課は？
A　起きたらまず、コーヒーを淹れます。休日には焙煎した豆を使っています。味の調整も自分次第だし、コーヒーを淹れるゆっくりした時間が好きです。ヨコハマアパートメントは１階が半外部になっているので、新鮮な空気で一日が始められます。

 

10:00am〜
【デスクの前で体育座りして準備完了】

Q　なぜ体育座り？　　
A　行儀が悪くてすみません・・・。集中して図面を書く時はいろんな姿勢で仕事しています。膝がハンドレストになるので楽な気がします。でも多分この姿勢は腰に悪いので真似しないでください。

。

11:00am〜
【CGと図面から検討を進める】

Q　CGも使ってるんですね。
A　今設計している住宅は複雑な形をしているので、平面では処理しきれない部分が多くあります。そういう時は立体にして見比べながら図面を書いています。ちなみにCGよりも模型派です。模型と図面と、CGも使いながら、細部と全体を往復しようとしています。

 

13:00pm〜
【お昼ご飯は事務所のみんなと】

Q　お昼はいつもみんなで食べるんですか？
A　そうですね、みんなで色んな話をしながら食べます。事務所の他のプロジェクトの情報共有の場でもあります。周りに色んなお店があるから日替わりで色んなもの食べていて、最近のお気に入りは近所の中華料理屋のチンジャオロース。今日はカップヌードル率が高いけどたまたまです笑

 

14:00pm〜
【仲間を現場に案内】

Q　現場ではどういうことをするんですか？
A　図面通りにできているかをチェックします。今日は「建て方」が終わった段階で、仲間と現場を回りながら色んな議論をしています。実際にものができていくのを見るとワクワクしますね。現場は集中して建築のことを考えられるので、いちばん好きな場所です。