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スタジアム×都市
#11 (付録)
空を見た
スタジアム

 

野球は都市の暮らしの中で
空を見上げるきっかけをくれる。
スタジアムに出かけ、
なんとなく撮った空を並べた。

 

スタジアムで見上げる空は広い。

 

雲が、毎回異なる表情を見せてくれる。

 

選手からは、どんな風に見えているのだろう?

 

スタジアムへ向かう時に見える青空も、期待感を高めてくれる。

 

コンコースからスタンドへ。屋根の下から空の下へ。

 

夕暮れの雰囲気もよく似合う。

 

空が暗くなるにつれ、照明が存在感を増していく。

 

都市にも、こんなに美しい空があるのだ。

 

スマホのパノラマ機能が重宝する。

 

縦構図はWebには不向きだが、せっかくなので。

 

ナイトゲームに月が輝くことも。

 

空高く舞い上がるホームランを期待したくなる。

 

(了)
<文、写真:谷明洋>

 

【都市科学メモ】
スタジアムの役割

・都市の人が空を見上げるきっかけになる

生まれる価値

・開放感、美しい空への気付き

デザインするもの

・空が見える場面、場所

役割を手伝うもの

・滞空時間の長いホームラン

 
「都市を科学する」は、横浜市の建築設計事務所「オンデザイン」内にある「アーバン・サイエンス・ラボ」によるWeb連載記事です。テーマごとに、事例を集め、意味付け、体系化、見える化していきます。「科学」は「さぐる・分かる」こと。それが都市の未来を「つくる」こと、つまり「工学」につながり、また新たな「さぐる」対象となる。 そんな「科学」と「工学」のような関係を、思い描いています。
アーバン・サイエンス・ラボ記事一覧
「スタジアム編」では、「スタジアムは、都市において、どんな役割を果たすのだろう?」という問いを立て、さまざまな事例を調査、意味付け、整理して紹介しています。
「都市を科学する〜スタジアム編〜」記事一覧