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ボクたちの
“ライフ”と“ワーク”は
どうなるのか?#02

text:satoshi miyashita photo:akemi kurosaka illustration:awako hori 

タイニーハウスやミニマルライフなどの世界的な動向を独自の視点でアウトプットし続けるソーシャルデザインカンパニー、YADOKARI。彼らが手掛けた「BETTARA STAND 日本橋」では、前回に引き続き建築家の西田さんと「働き方」をテーマに熱いトークが繰り広げられた——。

 

@BETTARA STAND 日本橋

 

シンボルマークのべったら漬けを抱える、えびす様

 

 

定住地を探す旅

西田 いわゆるカスタムキャリアの時代になって、YADOKARI的には今後の展開をこうしていこうっていう考えはありますか。

さわだ じつは今、僕らは空き家をバンバンもらっていて……。

ウエスギ タダで(笑)。

西田 まじですか!

さわだ 先日「空き家ください」って、メディアにエントリーしたら、めっちゃ返信が来て、ほとんどタダでもらっています。今後、それをみんなで改修していくんですが、そうやって拠点もどんどん増やしていきたいと思っています。これをきっかけにその地域の「ご縁」もつくっていきたいし、いろんな拠点で暮らし、いろんな拠点で仕事をしたい。そして日本だけじゃなくて、海外にもネットワークを広げていきたい思います。

西田 お〜、それは10年プラン? 20年?

さわだ いや、いますぐにでもやりたいです。

西田 ですよね(笑)。

ウエスギ ちょうど僕らにとっても、いい時期だと思うんです。

さわだ それと関連して、地方でビレッジをやりたいと思っていいます。そこには住宅もあれば宿泊施設もあって、商売する場所もあって、そういう「場」をつくりたい。これは、いったん都内のどこかでやってみて、ベースキャンプとしてどういうことができるのかっていうノウハウを得てから、地方に展開しようと思っています。2、3年くらいでそれなりの数にはしたいという構想があります。同時並行的に僕らの働く場もどんどん広がる感じにできればいいなあと。

西田 いや〜攻めてますね。生活実験的な感じだ。

BETTARA STAND日本橋は、ちょうど隣りが神社という立地

 

ウエスギ 転々としながら、最終的に居心地の良い場所があるならそこに定着すればいいと。

西田 なるほど、今はその定住地を探している時期ですね。

ウエスギ そうです。住宅を買っちゃうと35年ロ—ンにしばられてしまいそうで。

さわだ 自分に最適な場所を探す旅っていうコンセプトは、創業時に掲げたテーマのひとつでもあるんです。

西田 なるほど

さわだ 世界中の知らない地域を見て、自分にとって「気持ちいい場所」が見つかればそこに定住するのがいちばんいいと思うんです。

ブレークタイムの飲食スペースで語り合う3人