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Work Log
#04
只今、研修休暇中です!!
@New York

text:koichi yoshikawa(ondesign) photo:hiromu tanaka

オンデザインで働くスタッフの仕事ぶりに密着する連載シリーズ。4回目に登場してもらうのは仕事もプライベートも充実感いっぱいの、入社1年目の田中さんです。今回は、田中さんが研修休暇で訪れたニューヨークでの日々に密着。ちなみにオンデザインの研修休暇は、インプットを増やすために、スタッフ全員が年一回、一週間ほど休暇をとれる制度です。

 

日本では見ることのできないストリートカルチャーに触れられた、とても刺激の多い旅行でした。
田中 比呂夢(29歳)

 

 

ブルックリンブリッジから始めるニューヨーク

Q まず初めに、今回の拠点をブルックリンにおいた理由は?
A ニューヨークと言えばブルックリン! というイメージが前々からあって……。いろいろなカルチャーが生まれた場所でもあるからその独特な空気感を体感したかったのが大きいです。

 

アポロシアター前にて

Q ここはどんな場所ですか?  
A アポロシアターと言えば観光地でもあるのですが、マイケル・ジャクソンやジェームス・ブラウンも出演したことのある、いわゆるスーパースターたちの登竜門的な劇場です。この周辺はいわゆる人種の坩堝で、とても刺激的でした!

 

地下鉄にてタイル調査

Q これは何をしているところですか?
A ニューヨークの地下鉄の駅で使われているタイルを見ています。サブウェイタイルといって、キッチン周りなどで使うと可愛らしい雰囲気がでるのですが、このタイルを今やっている設計で使おうと考えていて。本場での使われ方や、素材の経年変化の具合などを観察しました。

 

本場のストリートカルチャーに感動

Q さすがNY、ストリートアートの迫力もひと味違いますね。
A そうですね、グラフィティーアートと言って、至るところに巨大な絵が壁に直接描かれています。情熱的なアートが消されずに残っていて、その寛容さが街のカルチャーを育てている気もします。街中には見るべきものがあふれていて退屈しません。

 

お昼ご飯はウクライナ料理で

Q ニューヨークに来たのに、なぜウクライナ料理?
A 現地では、もちろんハンバーガーやピザも食べましたが、今、流行っているものも食べてみたくて、事前に調べてここに来ました。味はなんだか懐かしい感じがしました(笑)。

 

ランチの後はハイラインでひと休み

Q ビル街でこういう気持ちのいい場所があるのはうれしいですね。
A オンデザインでもハイラインはよく話題に上がります。実際に来てみると、高架上の高さから見るニューヨークはまた違ったものです。例えば、ビルの中でヨガをしている人々が手を降ってきたり……。想像以上に心地いい場所で、それがなぜなのかをここでしばし考えているところです。

 

現代アート鑑賞

Q ニューヨークはアートにあふれていますね。
A ニューヨークに来たら必ず見たかったもののひとつがバスキアの絵です。今回のニューヨーク滞在の中で一番心に刺さりました。NYの美術館はたまに夜10時までやっている日があって気軽に住人がアートに触れられる機会があるのがとても羨ましいですね。

 
ブライアントパークでノマドワーク 

Q ついに海外でノマドワークですか?
A 憧れてやって見ましたが、寒すぎて続きませんでした(笑)。
街を歩いていると椅子とテーブルがセットで置いてあって、街の中で何をやっても構わないという空気感が作られているのが印象的です。日本もいいけど、海外の自由な感じも好きです。